宅建のすべて 宅地建物取引士資格試験に関する情報を公開!

法定代位者相互間の関係【民法改正】

宅建通信講座メルマガ

法定代位者相互間の関係

  1. 第三取得者(債務者から担保の目的となっている財産を譲り受けた者をいう。)は、保証人及び物上保証人に対して債権者に代位しない。
  2. 第三取得者の一人は、各財産の価格に応じて、他の第三取得者に対して債権者に代位する。
  3. (2)の規定は、物上保証人の一人が他の物上保証人に対して債権者に代位する場合について準用する。
  4. 保証人と物上保証人との間においては、その数に応じて、債権者に代位する。ただし、物上保証人が数人あるときは、保証人の負担部分を除いた残額について、各財産の価格に応じて、債権者に代位する。
  5. 第三取得者から担保の目的となっている財産を譲り受けた者は、第三取得者とみなしてア及びイの規定を適用し、物上保証人から担保の目的となっている財産を譲り受けた者は、物上証人とみなして、(1)(3)及び(4)の規定を適用する。

付記登記の規定の削除

改正前は「保証人は、あらかじめ先取特権、不動産質権又は抵当権の登記にその代位を付記しなければ、その先取特権、不動産質権又は抵当権の目的である不動産の第三取得者に対して債権者に代位することができない」と定め、また、「保証人と物上保証人がいる場合」についても上記同様付記登記が必要とされてきましたが、改正により、付記登記は不要となりました。

第三取得者は、保証人に対して債権者に代位しない

弁済による代位(第三取得者と保証人との間)

債権者A、債務者B、保証人Cがおり、BはAのために自己所有の土地に抵当権を設定していたとします。その後、Bは抵当権付の土地をDに売却しました。このDが「第三取得者」です。
この状況で、第三取得者DがBに代わって第三者弁済した場合どうなるか?

第三取得者は保証人に対しては債権者に代位できないので、保証人に求償することはできません。

※第三取得者は債務者に対しては求償できます。

第三取得者の一人は、各財産の価格に応じて、他の第三取得者に対して債権者に代位する

第三取得者が複数いて、その一人が第三者弁済をした場合、他の第三取得者に対して「各財産の価格に応じて」求償できます。細かい具体例は個別指導で解説します。

物上保証人の一人は、各財産の価格に応じて、他の物上保証人に対して債権者に代位する

物所保証人が複数いて、その一人が第三者弁済をした場合、他の物上保証人に対して「各財産の価格に応じて」求償できます。細かい具体例は個別指導で解説します。

保証人と物上保証人との間においては、その数に応じて、債権者に代位する。
ただし、物上保証人が数人あるときは、保証人の負担部分を除いた残額について、各財産の価格に応じて、債権者に代位する。

これはややこしいですね!いくつかの具体例が必要なので、個別指導で解説します!考え方を頭に入れないと、計算問題が出たら、一発で失点してしまいます。。。