丸暗記で宅建合格できるのか?

宅建試験に合格するためには非常に多くの内容を覚えなければなりません。
その中で、全てを丸暗記するというのは非効率です。
30点までの実力がつくものの、33点という合格ラインまでの実力はつきません。
人の頭には「長期記憶の箱」と「短期記憶の箱」の2種類の箱を持っているのですが、
長期記憶の箱には非常に多くの情報を保存することができ、長期間保存することができます。
短期記憶の箱には少量の情報しか保存できず、すぐに記憶から消去されてしまいます。
丸暗記の場合「短期記憶の箱」に情報を蓄積していくため、時間の経過によって忘れていきます。
つまり、「覚えても忘れる・覚えても忘れる」の繰り返しになり、短期記憶の箱が一杯になるとそれ以上覚えれなくなるわけです。
一方、理解をしていると「長期記憶の箱」に情報を蓄積するため、すぐには忘れず、しかも、非常に多くの量を記憶できます。
平成25年の宅建試験を見て分かるように
近年、宅建試験は難化傾向にあり、きちんと理解していないと解けない問題が増えてきています。
そのため、確実に合格を目指すのであれば、理解による学習を進めることをオススメします。